1954-03-04 第19回国会 衆議院 本会議 第15号
これがためには、地方民を中核として自衛軍の協力を求め、漸次主要なる河川より全国大小河川に及ぼすならば、日本の自衛隊は、スイスの民兵のごとく、平時は国土の開発、経済力増進の平和産業に従事し、事あるときは銃剣をとつて国を守ることができるのであります。
これがためには、地方民を中核として自衛軍の協力を求め、漸次主要なる河川より全国大小河川に及ぼすならば、日本の自衛隊は、スイスの民兵のごとく、平時は国土の開発、経済力増進の平和産業に従事し、事あるときは銃剣をとつて国を守ることができるのであります。
また日本側が義務として認めることはこれはもちろんでありますが、こちらで何も計画をして、そのゆたかにするような方法を押しつけようとしているものではなくて、向うにも先般も申しましたようなアサハン計画のようなものがあつて、それが向うの経済力を増進するとなれば、そうした経済力増進にも役立つような方面に、賠償というものが活用できたら、相手国のためにも非常にけつこうなことであるという趣旨を、十分徹底させるように